整形外科の現状とは

診療科目によって、転職のしやすさというものは変わってきます。
整形外科医はどうでしょうか。
この分野は、比較的転職しやすい現状があるようです。

まず、整形外科医は相対的に数が足りない現状であるのが、その原因の一つです。
小児科や産婦人科などの不足が深刻であると言われる昨今ですが、地域によっては整形外科医の数も十分ではなく、それら2つの診療科目よりも不足の度合いが大きいところも少なくありません。

これは、整形外科が骨や筋、靭帯など運動器官に関する領域であることが主な原因でしょう。
つまり、高齢化が急速に進む中で、これらの運動器官に何かしらの疾病が発症したり怪我をしてしまう高齢者が増加しているためです。
(参考URL:http://www.hosp.go.jp/~hmj/dep/seikei/index.html

積極的に運動を始め怪我の予防に努める高齢者も増え、それを促し適切な取り組みを行う自治体も増えてはいるものの、それでも高齢者が増えれば整形外科の役割が非常に大きなものとなってくることは容易に想像できます。

今後の需要という意味でも、この領域は医師の転職事情において無視できないところとなるでしょう。

  整形外科の求人について

事実、市場動向を見てみても、今現在すでにニーズが高まってきており、求人数も増える一方です。
他の診療科目から整形外科へと転科する医師も増えてはいるのですが、しばらくは現状と同じような動向が続くと予想されます。

整形外科の求人では、外来のみの医療施設もあれば、病棟管理、手術が可能な医師を募集しているところも多々あります。
外来のみの医療施設はクリニックが多いため、病院での医師募集を探すよりも勤務状態は恵まれていながら高待遇が約束されているケースが多いのが特徴です。

非常に需要は多いものの、先述の通り整形外科医を志望する医師も増えてきているため、医師全体の年収を大幅に上回る額を提示している求人は多くはありません。

それでも1,000万円台半ばの年収を得ることはできるため、転職によって収入が上がることはあっても、多くの医師は収入が減ることはないのではないでしょうか。
当面現状を維持することも難しくはないはずです。

美容整形の現状とは

美容整形の分野にも言及しておくと、これは整形外科とはまた異なる特徴が見られます。
まず、医師は不足していないという点。
疾患や怪我によって美容整形手術を施す必要が出ることもないわけではありませんが、基本的には高齢化や食の欧米化などの影響を直接的には受けることがない分野です。

しかし、美容整形のハードルが下がりニーズが増えていることは事実。
医師の転職事情という点に関しても、他の分野から移ってくる医師は多く、求人も非常に多く出回っています。
市場動向は活発化していると言えるでしょう。

しかも、提示給与も他の診療科目よりもずっと高い傾向があるため、収入第一と考える医師にとっては狙い目となるのかもしれません。