リウマチ科の現状とは

主に関節に生じる疾患や怪我に関する診療を行うリウマチ科。
別の診療科目で経験を積んだ医師がのちに転科してくることの多い分野の1つでもあります。

専門的な知識が必要な分野ではありますが、他の分野に携わっていた医師でも十分に対応が可能で、手術をするケースも近年ではあまり多くはないのが転科先として選ばれる理由です。

手術をすることはあっても、緊急性を要せず計画的に執刀することができるため、年齢のそれなりに高い医師でも体力をあまり消費せずに治療できる点も、その理由として考えられるでしょう。

関節リウマチそのものは多くの年代が発症するものではなく、また、男性よりも女性に多く発症することもあり、症例数は一般的な内科や神経系などと比較するとあまり多くはありません。
そのため、市場動向を見ても、非常に多くの求人が出ているとは言えない現状があります。

しかし、呼吸器科や消化器科、アレルギー科、そして総合内科など、内科全般の募集と一緒にこのリウマチ科も医師も募集対象として求人を出している医療施設が多いため、それも合わせればこの診療科目を専門分野としている医師の転職状況は比較的安定していると言えるのではないでしょうか。

  リウマチ科の求人について

市場動向そのものは安定していますが、一つ注意点を挙げれば、やはり内科全般の知識や診療スキルを有している医師の方が優先的に採用されるケースが目立つこと。
求人そのものを見つけることは決して難しくはないものの、実際にスムーズな採用を目指すとなると幅広い技能が求められるでしょう。

リウマチ科の医師の不足状況は、地域によって偏りがあります。
需要が高いのはやはり都市部。

ただ、大きな都市であってもこの分野の医師の必要数があまり多くはないところもあるため、それぞれの地域の現状と市場動向をチェックしながら求人を絞り込んでいくことが求められそうです。

患者数が少ない、高齢医師でも比較的携わりやすく経験を積んだ医師の転科先として選ばれることが多いなどの理由から、全く需要のない地域もあります。
健康的な生活が注目される中、リウマチそのものの患者数が急増することはあまりないと思われるので、需要がなくなることはありませんが、ニーズが拡大され市場動向が劇的に変わるということは考えにくいでしょう。
現状が今後も継続するという見方が強いのが一般的です。

転科先として考えることは否定はしませんが、若い医師の転職先として狙い目かと問われれば、少々難しいところとなるでしょう。